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lunes 1 de agosto de 2005

「夢と魔法の王国」は誰の夢?

前項(2005-07-23の地震に想う)のコメントで大石英司さんが書かれた 所で、ここで真面目にお答えすると、その「夢と魔法の王国」は、少なくとも子供が眠りに就くまでは続いて欲しいというのが、親の願いであり、キャストの願いでしょう。

何かもの凄く違和感があった。

その違和感について考えてみたところ…次に行き着いた。

「夢」というのは、他者から与えられて見るものじゃない。

夢は自分で見つけて、自分で追いかけていかなくてはいけないもの

…出典が「ミンキーモモ(初代)」とか「クリィミーマミ」「マジカル・エミ」といった往年の魔法少女アニメというのがアレですが…(せ、世代が…(^^;

「夢と魔法の王国」

この「夢」は、ウォルト・ディズニー氏自身の「夢」(理想の遊園地)と言って良いでしょう。少なくとも、今年50周年を迎えたカリフォルニアのディズニーランドは。これはカリフォルニア・ディズニーランドのメイキングビデオや紹介映画などでも語られています。

ウォルト・ディズニー・ワールド、東京、パリ、香港も「もしウォルトだったら…」という理念を礎にされているようなので、それはウォルト・ディズニー氏の「夢」に近いものと呼べるでしょう。ウォルト本人が見たら、どう言うかは判りませんが。

海と街と王国と: 他力本願じゃない?で指摘されているように、20周年以降の東京ディズニーリゾートでは、「夢」に対するスタンスが変質している。

20周年の東京ディズニーランドは「Gift of Dreams」夢は誰かからの贈り物だった。

2005-08-31までやってる東京ディズニーシーの「アラジンのホールニューワールド」ではアラジンは最初から神頼みならぬ魔神頼み。

「夢」は他者から与えられ、他者がかなえてくれる。

社会全体の方向性でしょうかね。

これをもって「オリエンタルランドの凋落」と呼ぶなら、諸手を挙げて同意します。

2005-09-04から始まる東京ディズニーシーの「ドラマティック・ディズニーシー2005」のメインテーマは「Wish」

さて、どんなドラマを見せてくれますやら。

「願い続ければ、願いはかなう」…なんて落ちにはしてくれるなよ…(-_-;


KoZも一児の親です。我が子に願うならば…

夢は自分で見つけて、自分で追いかけていかなくてはいけないもの

…だということを知ってほしい。

パークの退場ゲートを出たら、あるいはオリエンタルランドの私有地を出たら…

シンデレラ城が、プロメテウス火山が見えるところ。それは他者の夢であるから、他者の努力と労力によって築かれたからこそ、心地よいのかもしれない。疲れた時に休みに来るのも良いだろう。

だが、それは君の「夢」じゃない。

ウォルトの「夢」から抜けて、自分の「夢」を見て、追いかけてほしいなぁ。

自分の「夢」が、ウォルトの「夢」に加わること…でも良いですけどね。ちょっとはヤな顔するかもしれないけど。

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Comentarios

「夢」も「魔法」も、口をぽかんと開けていれば、誰かが提供してくれる・・・と誤解されがちなのかもしれませんねぇ。

「冒険とイマジネーション」は、自らの主体性が明確ですね。
でも、だから「受身の気晴らし」を求める人には、魅力が感じられ無いのかも>ディズニーシー

KoZさんの記事と青髭さんの記事を拝見して、
最近、私自身TDR・OLCに対して感じる違和感の理由が理解できた気がします。

とても、理路整然とした深いエントリーをありがとうございます。

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» [TDR][雑感]夢を見つけ、実現するのは誰? [BigLoveの日記]
夢は自分で見つけて、自分で追いかけていかなくてはいけないものだから、ミッキーやアラジンたちに、ヒーロー像を投影させ、自分の代わりにかっこよく暴れてもらってスカッとする・・・のではなく。 ゲスト自身の力で夢をかなえる。 たとえば「ドリーム・カムズ・トゥルー!」と何回か叫んだり、砂嵐の舞を躍ったりすることで・・・(^^;;; そういう志向を、僕は近年のショーや企画に、強く感じます。 カッコいい物語にはなりにくい。ゲストの能動性を引き出すのは難しい。でも、あえて。 カタルシスを味わうだけの、浮世か... [Leer más]

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